薬剤師と医師との関係性

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薬剤師と医師との関係性

薬剤師の多くは職場でのコミュニケーション、特に医師との関係に悩みを持っています。近年、薬剤師の養成課程が4年から医師と同じ6年となり、薬剤師は医師と同等の立場であるべきなのですが、実際は医師の顔色を見て調剤の仕事をしなければならないという職場が多いです。

看護師や放射線技師などは医師の指示の下、仕事を遂行しているわけですが、薬剤師の場合は日本の法律上では医師の「指示の下」で調剤しているわけではありません。医療の健全性を確保し、患者の健康を守るために、医師の出した調剤に対して独立した立場で、疑義照会をしたり、意見をする権利を持っています。しかし実際には医師に疑義照会をしただけで医師に激怒されたという経験を持つ薬剤師は沢山います。

アメリカの薬剤師は医師と同等の立場で医師に意見を言うことができますが、日本の場合はそうはいかないケースが多いです。現在調剤を院外で行っている所が多く、医師を怒らせてしまうと院内処方に変えられてしまう可能性が高いので、薬剤師は医師の顔色を見ながら仕事をせざるを得ないのです。ただでさえ薬剤師の仕事は常に勉強が必要であり、業務量も多いのですが、お給料が医療従事者の中ではあまり高くない傾向にあります。もし医師に「院外処方を止める」と言われれば、調剤薬局の経営は途端に立ち行かなくなります。調剤薬局側としてはできるだけ医師との関係に亀裂が生じないように、円満な形で仕事をしていきたいので、疑義照会を制限しているところさえあるのが現状です。

ある薬科大学の調べによると多くの医師が薬剤師に求めていることは「処方チェック」などの薬学的知識でではなく、「患者サービス」であるという結果が出たそうです。薬剤師として患者によりよい服薬指導や調剤を使命として働いている方にはとても残念な結果ではありますが、これが現実なので致し方がありません。そうはいっても医師の中には薬剤師による処方チェックや薬剤の情報提供を望んでいる人もいます。そういう医師に出会えれば薬剤師としての本分を全うできる仕事ができますから自分の薬剤師としての可能性が大きく広がるでしょう。

今もし威圧的な医師にあたっていたとしてもまずは自分の薬剤師としてのレベルを上げ、そして円満なコミュニケーションを取るように努力してみましょう。無理は禁物ですが、諦めずに続けていれば必ず自分が働きやすい環境に出会えるチャンスが出てくるので、薬剤師としての仕事を全力で遂行してください。

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